(仮称)中須マンション ①設備紹介 硝子編
2010年11月06日(土)
マンション室内の硝子についてご紹介します。
●複層ガラス
マンション全戸の硝子は複層ガラス(ペアガラス)を採用しております。
断熱性能がすぐれ結露がしにくいといわれています。
最近では、住宅エコポイント制度もあり、身近になってきていますが、
賃貸マンションでは、まだまだ採用が少なく人気の設備です。
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ペアレックスは通常2枚の板ガラスをスペーサーにより一定間隔を保持し、
周囲を封着材で密封して内部空気を常に乾燥状態に保った断熱性の高い
ガラスです。
主な特徴
- すぐれた断熱性
- ペアレックスは、2枚のガラスの中空層の空気によって熱が伝わりにくくなり、大きな断熱効果が得られます。
これにより大きな省エネルギー効果が得られます。
- 快適空間をつくりだす。
- 冬、暖房をしているのに、窓際では顔や手など素肌が冷たく感じることがあります。これを冷輻射といいます。
ペアレックスなら、外側のガラスが冷えきっても、中空層の空気の効果によって冷気が室内側に伝わりにくくなります。
そのため冷輻射は減少し、不快感が少なくなります。
- 結露しにくい。
- 冬の寒い朝、窓ガラスが室内側から曇ったり、水滴がつくことがあります。これを結露といいます。
ペアレックスなら、たとえ室外側のガラスが冷えても、中空層の断熱効果によって室内側のガラス表面の
温度が下がりにくいため、結露しにくくなります。
●熱線吸収ガラス
このたび、複層ガラスのガラス種類として、熱線吸収ガラスを採用してます。
簡単にいいますと、熱線吸収ガラス(薄いグリーン色)と透明ガラスとの複層ガラスとなっています。
上記、複層ガラスの断熱性能にくわえて、日射エネルギーの吸収し、紫外線や可視光線の
透過を 適度におさえる特徴をもったガラスです。
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熱線吸収板ガラスは、通常のガラスの原料に微量の鉄、コバルトなどの金属を加え着色した板ガラスです。
透明な板ガラスに比べ、より多く太陽の日射エネルギーを吸収し、赤外線や可視光線、紫外線などの透過を
適度におさえる性能をもっています。そのため、冷房負荷を軽減し快適な室内環境をつくりだします。
主な特徴
- 日射エネルギーの遮断
- 日射エネルギーを吸収するので、夏季の冷房負荷を軽減します。
- 防眩性
- 可視光線をより多く吸収するため、眩しさをやわらげます。
- 変色、褪色の軽減
- フロート板ガラスに比べて紫外線をより多く吸収するため、家具などの変色、褪色を軽減します。
- 周辺環境との調和
- 熱線吸収板ガラス特有のカラーを生かすことで、建築物や周辺環境の調和がはかれます。
セントラル硝子 メーカー参照HP → http://www.cg-glass.jp/pro/double/04/index.html